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社長はいつでもそうなりうる
2014-08-17
駅の落書きにふと目が留まった。
「ホームレスの三割は元社長」

世間では「社長」というのはエラい人の肩書だと思われているふしがあるが、まったくそんなことはない。むしろ、社会的な庇護を失う肩書である。

現代において文明社会とは、「労働者」「被雇用者」の立場を守る制度が確立した世界を指すという定義も可能だろう。それは18世紀以来の産業革命で搾取・酷使されつづけてきた多数派の人々を平穏で健康に生きさせるために必要だった。

逆に、搾取するシステムをつくりあげる側の人々にとっては、責任を持たなくてはいけなくなる対象が増えた。

責任を持たされて、もしそれが破たんしても、「労働者」「被雇用者」のようには守ってもらえない。
社長というのはあっというまに仕事も住む場所さえも奪われてしまう。断崖絶壁のような場所・肩書ではないだろうか。

写真の落書き下に「そうかな〜?」と書いた人には、まだ社会の仕組みが見えてませんね。

**

それでも、
自分の考えている事を実現したいと思う人の多くは、法人をつくり、「社長」という肩書になる。そのリスクを理解するのは、後になってからだ。

家を失って路上生活をする人々を、自分と違う世界に住む人々とは思えない。



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