今年還暦を迎えたという達郎さんのコンサートへ。

今年のLIVEツアーでは今日のステージ一回だけしか見られそうにない。それでも、充分に元気をもらったと感じる。

LIVEというのは、その音楽だけではなく人格も伝えることになる場だ。音楽そのものよりも、自分が魅せられているのは、彼が変わらずに自分を貫いている姿勢にあるのかもしれない。

一度でも他人の前で演奏したことのある人ならば、そのひと時の為にどれだけ自分を節制しなくてはならないか、分かるだろう。

楽器の練習、歌の練習、何を話すか、どう見せるのか…風邪などもってのほか。半年もLIVEツアーをするということは、それだけの間、きっぱりした自己抑制を続けているという事なのだ。
きっぱりした意志がなくては、出来はしない。

特に年齢があがってきてからの、自分を最上の状態に保つことの難しさなど、昔は思いもしなかったに違いない。誰もが。もちろん、自分も。

また、薫陶をうけに、LIVEに来させてもらいます(^^)