17時にパリ、ド・ゴール空港へ到着。
少し雨模様、気温9度。混みあった道路をモンパルナス駅近くのホテルまで走る。夏時間になって、20時半ぐらいまで明るい。

東京の4月4日は、前日の嵐のような天気とはうってかわりおだやかな春だったが、パリはまだ冬の気配がする。

ひと月前、ニースのカーニバルからの帰路「もう暖かくなりましたねぇ」などと言ってパリを発ったのが3月8日。確実にこの時の方が暖かかった。

★小松が帰国して二日、パリとノルマンディーが大雪だというニュースが信じられなかった。現地で巻き込まれた友人たちが、ネット上にUPする現状にびっくり。

今日、空港からパリ市内までご一緒したアシスタントから、その時の空港の状況を伺った。

日本からの便は無事17時についたのだが、荷物がターンテーブルに出てこなくて五時間も待たされたのだそうだ。その理由が、「荷物係が雪で出勤できなくて」だという。そこに誰もいないのではない、人は居るのに「自分お仕事じゃない」と、やらない。日本なら、とにかくそこにいる人が協力してなんでも解決しようとするでしょうにね。

そのグループは結局22時まで待った。やっと27個のうち22個のスーツケースだけが出てきたので、それ以外はロスト申請をして市内のホテルへ夜中に到着。
翌朝早くモン・サン・ミッシェルへ向かった。
当然、その途上でも雪に阻まれて動けなくなったバスがたくさん出た。

他にも、バスが空港の坂を上れなくてターミナルにたどりつけなかったとか、いろいろ、いろいろ。

旅にはこういうリスクがつきものではある。
一回一回、無事を祈っております。