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ドラクロワのアトリエ
2011-05-05 こどもの日
パリをめぐる二日目

朝一番でオランジェリー美術館へ。いちばん見たいと思っているものは、あたまがクリアな時間に見に行く方がよい。ホテルからも近かったしね。

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次にちょっと離れているが、クリュニー中世美術館へ。ここの「一角獣と貴婦人」のタピスリーもパリで必見のものだから。
個人的にはルネサンス以前のこういった時期の方が見ていておもしろい。

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昼食はサンジェルマン・デ・プレの市場だった建物で、今日こそ「簡単に」サンドイッチ。「簡単に」のつもりでも、店に入ってしまうと結局かなりの量を食べる事になってしまうという教訓を生かして、テイクアウトにて。

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13時半にデ・プレ教会の前でガイドさんと待ち合わせして、近くのドラクロワのアトリエへ。ここはこれまで行った事がなかった。

ドラクロワの絵というと「民衆を率いる自由の女神」が有名だが、あの絵にしてもそれほどに好きなわけではない。画題がドラマチックなわりに、なんだか地味でダビッドのような劇場的な雰囲気もアングルのような優雅さも感じない。印象派の表現があるけれど、印象派のさきがけというのには古臭い。

なんだ、それじゃ、好きじゃないんじゃない?(笑)
確かにそうなのだけれど、フランスフランの札にも使われた程で、絶対的な名声を今日まで得ているのは、自分にまだ分からない魅力があるのに違いない。だからこそ、プロのガイドさんに同行していただいて話を聞きたかったのである。

実の父は政治家タレーランであったといわれる。
ドラクロワのアトリエで、彼の良い家柄ではあるが複雑な生まれについて話をきいていると、きっと相当にコンプレックスがある人だったのだろうと思えてきた。まぁ、表現者というのは自信満々なだけでは絶対良いものはつくりだせないのではあるけれど。

アトリエはパリの街中にあるのだからそんなに大きなものではないが、裏へ出てみるとぽかんと空に向かって穴が開いたような庭にでた。サンジェルマンのど真ん中にこんな秘密の庭を持てるのは嬉しかろう。
ドラクロアもきっとここで春の日をゆっくり過ごしたに違いない。
★写真にうつっている建物がアトリエ、縦長の窓がそれとわからせてくれる。

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デ・プレ教会の中も少し拝見。
最も古い部分は入り口すぐ右の礼拝堂で、覗き込んでみるとロマネスクの壁が一部残されているのがわかった。

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路地を歩きながらサン・シュルピス教会へ。
「ダ・ビンチ・コード」で話題になった子午線が通っている。
ここを案内してもらいたかったのは、ドラクロワの壁絵があるから。入ってすぐ右の礼拝堂は天井も含め三面がドラクロワの壁画となっている。

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教会から少し坂をのぼると突き当たりにリュクサンブール宮殿が見えてくる。国会として使われているが、一部美術館にもなっていて今はクラナッハの展覧会をやっていた。

春の午後を楽しむ人人でにぎわうリュクサンブール公園。木陰をぬけていくと「自由の女神」の原型がある。

バスに乗って、18時前にホテル帰着。

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夕食は「ラルドワーズ」という小ぢんまりしたお店へ。
けっこう量があったけれど、メインの肉の固まりもみなさんぺろっと食べてしまわれました。よく歩いたから?いやいややっぱりおいしかったから。
シャンパンはジャクソン。1798年創業、ナポレオン1世がマリー=ルイーズとの結婚式に選んだものだそうな。

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夕食を終えて夕暮れの時間。
寄り道してヴァンドーム広場へ。
この広場はルイ14世時代からの場所で、今日ドラクロワのアトリエで見た19世紀前半の古い地図にも現在と同じ形で記載されていた。

つまりパリ改造計画でオペラ座が出現する前からあったという事だ。現在の目から見ると同じような時代のもの見えてくるヴァンドーム広場とオペラ座だけれど、けっこうな時代差があった事にいまさらながら気付くのである。



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