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ロダン美術館のハナコ
2011-05-04 国民の休日
パリをめぐる一日
朝はまずノートルダム大聖堂へ。正面ファサードは午前中日陰になるのだが、ここは後ろの公園からの姿が美しいのでこの時間にいくほうが良い。この公園ではよく団体写真を撮影していたっけ。今は昔である。

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ノートルダムの裏手、シテ島の先端にあるユダヤ人記念モニュメントを少し紹介。石で閉ざされた息が詰まるような空間がまさに収容所を表現している。こういう空間もまたアートと呼ばれるものの役割だと思う。

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かつての王宮、フランス革命時代の牢獄であったコンシェルジュリへ。かなり広い場所なのだが、今日はたくさん英語圏からの学生団体があって狭く感じるほど。

最も皆が見たいと思う場所は、マリー・アントワネットが最後に幽閉されていた部屋だろう。しかし、その場所は今では半分が礼拝堂に改築されている。王家にとって忌まわしい場所は、王政復古時代に消されたりしているのだ。

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サント・シャペルは長蛇の列だったので今回は見送り、地下鉄でアンヴァリッドへ移動。簡単に言うとナポレオンの墓がある場所だが、かなり見ごたえのある軍隊博物館となっている。

中世からルネサンス期にかけての鎧コレクションを少し見学してから、教会のほうへ向かった。
パリ市内いろいろな場所から見える金ぴかのドーム。この直下に赤い大理石の棺が置かれている。

周囲をぐるっと歩く事ができるようになっていて、そこにある数々のレリーフでナポレオンの功績をたどる事ができる。一例を挙げると「ナポレオン法典」というのは、現代のフランスにおいても民法の基礎とされる重要なものであるそうな。

回廊の一角には若くして亡くなったナポレオンの長男=ローマ王=ライヒシュタッと公の墓もある。これは、なんとヒトラーがここへもってこさせた。

回廊の出口に、ナポレオンの遺体がセント・ヘレナ島から移送されてきた場面が刻まれたレリーフがある。年老いたかつてのナポレオン軍兵士が、将軍の無言の帰還に涙している。

*****
昼食はアンヴァリッドを出てすぐのところにあるヴォーバンというカフェにて。この店の名前、さっきの教会で見かけた墓碑にも刻まれていた。調べてみるとルイ14世に仕えた将軍で、「ヴォーバンに包囲された街は必ず落ちる」と言われた包囲戦の名手だったとか。

「簡単に」食べるつもりだったが、おいしいアスパラにもつられてなんだかんだと食べてしまった。

昼食がおわると二時半をまわっていた。朝から歩いて疲れているけれど、近いところで庭も美しいロダン美術館へ寄る事にする。

十年以上ご無沙汰していたが、やはりロダンの執念を感じさせる。誰でも知っている「考える人」が、なぜそんなに評価されるのか、ここを訪れてはじめてロダンという人を本気ですごいと思えるようになった場所である。

今日の印象は、陽射しの明るさもあって、とても開放的で気持ちよい空間。一点一点が光を考えて実に巧みに配置されている。

★日本髪の女性像「ハナコ」像の事は知らなかった。ご一緒した美術に詳しい方から「ゴリラみたいな日本人の芸者さんの像があるはずです」と教えてもらったのでしげしげ眺めたのだ。

はっきり言って美しいとは言えない女性像。ロダンはしかしハナコをモデルにして五十点以上もの作品をつくったそうだ。それほど執着したのは何故なのか?
それから何故こんな表情になっているのか?
帰国後調べてみると、「なるほど」と思える事実がわかってきたが、それはまた別の日に。

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16時半ごろホテル帰着、夕食まで休憩。
夕食のレストランはまだ決めていなかったので、この間に予約を入れにいってこよう。

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19時半、オペラ座からも近い老舗ドゥルーアンにて夕食。ここはフランスの芥川賞といわれるゴンクール賞の審査が行われる場所としても有名。名店だがそれほど気どった雰囲気でないところが良い。ま、料金は安くはないけれど。それだけの料理が出てくる。

前菜には、昼にも食べたけれど、また違ったアスパラを注文。メインには魚を焼いてもらった。 いつもそうなのだが、魚は日本が一番美味しいと思っているので、どのように出てくるか危惧していた。しかし、さすがドゥルーアン、良い意味で充分期待を裏切ってくれる味の魚を三種類だしてくれた。ちゃんと取り分けもしてくれて、その値段だけの価値のある名店での夕食でありました。



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