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岩崎邸から沢田美喜を経由して隠れキリシタンへ
2011-01-12
岩崎邸のサンルームの一角で岩崎家が撮影した家族写真が飾ってあった。
※下記サイトのだいぶ下の方、邸内案内の8番にその写真があります。
http://conder.exblog.jp/

写真の真ん中に立っているのが当主岩崎久弥の長女・美喜。彼女は戦後の財閥解体後の苦しい時代に、混血児を主に育てたエリザベス・サンダースホームという施設をスタートさせた人だと説明があった。
http://www.isotabi.com/miru-sawada.htm

あらためて彼女について調べてみると、彼女の記念館が大磯駅前に教会と共に存在し、そこには生前集めていた隠れキリシタンゆかりの品々が展示されている事がわかった。高山右近や江戸初期17世紀のものまであるのだそうだ。
遠藤周作の「沈黙」に登場するフェレイラ神父の書き残したものもあるという。

昨年、長崎でたずねた「二十六聖人殉死の地」西坂にある記念館を思い出した。
4月に催行した《手造の旅》イタリア中部小都市めぐりのコースを構成していた時の事である。ローマ近郊の港町チヴィタヴェッキアに日本殉教者教会というのがあり、そこに日本のフレスコ画家の草分け・長谷川路可が長崎の二十六聖人を描いていたのである。さらに彼の大作が長崎西坂の記念館にあると分かって、一泊二日で出かけて行ったのだが、そこで日本のキリシタンの残したたくさんの品々が忘れがたい。

今回また、別のルートからおなじ「隠れキリシタン」に導かれてきたような気がする。
命さえ代償に、その信念を守ろうとした人人。自分にはない、そういう強さにひきつけられる。

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