パリにて終日自由の一日。
雪の降りそうな寒さだが、パリ市内に雪はない。

しかし、一歩郊外へ出るとけっこうな積雪があるらしい。二週間ほど前、モン・サン・ミッシェルへ日帰りオプションでパリを出たバスが、途中でついにあきらめて戻ってきた事があったそうだ。

パリの休日を楽しみたい方々に、「モデルコース」と称して、希望の方と半日ほど一緒にお散歩。

コンシェルジュリ、サント・シャペル、クリュニー中世美術館で「一角獣と貴婦人」のタピスリーを見る。　自由行動の時に何度か同じルートを行っているが、いつでも何がしか新しい発見はあるものだ。

この写真の猫ちゃんは、中世美術館にたくさんあるタピスリーの片隅に居た。貴婦人のもつ糸束の先にまとわりついている様子を上手に描写している。
デザインした人が楽しんで描いたのが分かるようだ。時代がうつりかわっても、国や民族が違っても、動物に対するこの種の感情は同じなのだ。

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夜はグラン・キャフェで牡蠣とエビとタルタルステーキ。今年の日記のどこかで見た気がしますか？
はい、好きなメニューなのです(笑）