日本航空ＪＡＬ４００便は午後三時半成田空港へ到着。
晴天に恵まれた「《手造の旅》山岳ホテルに泊まるスイス１０日」無事終了。
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きのう、ミラノについたあたりから急に足が痛くなった方があった。

昼間、ミラノのレストランへ行く３００メートルほどの道も肩をかりながらやっと。ミラノの空港でチェックイン・カウンターから搭乗ゲートに行くにもかなりたいへん。
乗継のローマでは車椅子にきてもらって別移動。
成田空港でも車椅子で入国から通関まで日本航空スタッフについてもらう事になった。

「スジでも痛めたかしらねぇ、アルプグリュムでがんばって展望台へ上り下りしたから」と、旅をふりかえる。「このまま空港から家の近くの病院へ行く事にします」。

空港から、今回の旅行の為に入っていただいていた保険会社へ、一報しておくことにする。こういう電話一本が、後々とても大事になってくるのです。

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二日後携帯電話にお電話すると…
「あ、ちょっと今部屋出ますね…（ごそごそごそと移動する音）いま病室だったんですよ。レントゲン撮ってもらったら骨折していてそのまま家に帰らず入院してるんです」と明るい声でそう話されてびっくり。

「フィッシャー・アルプでマーモットの写真を撮ろうと追いかけていて足をぐねったんです。あの時すごい痛みが走ったもののだんだん良くなってきていたので忘れてましたが、どうやらあの時だったみたい」

フィッシャーアルプへ泊まったのは三泊目だし、その後サン・モリッツで自転車にも乗られていたから、だいぶん後から痛みが出てきた事になる。こういう事もあるんだ。

退院には少なくとも一週間ぐらいはかかりそう。
こういう時には、ほんとうに保険に加入していただいていた事がありがたく思える。