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元旦の朝、モモちゃんとお散歩
2010-01-01 元日
わけあってしばらくうちに居候しているミニチュアダックスの「モモちゃん」とお散歩。

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元日朝七時前、一階のリビングに降りていくと、暗い部屋にぱさぱさ音がする。ちぎれんばかりに尻尾をふっている「ももちゃん」が待ちかねているのだ。 

散歩に連れ出そうとケージに近寄っていくと、とびついてぺろぺろなめる。「はやくお散歩いこうよ!」と全身で跳ねまわる。 寒くても、がんばって毎日お散歩してあげなきゃね。

まだ子犬の「モモちゃん」は、カラスや猫や行き違う別のワンちゃんに興味津々。自転車やジョギングする人についてすぐに走りだしてしまう。 誰かがすてたガムや猫の小屋近くに落ちているキャット・フードを拾い食いしようとする。 

「モモちゃん、だめ!」とその度リードを引っ張ってたしなめ、目を見つめる。 そのうち自分からこちらの顔を見上げて、「いい?」と目顔で尋ね、行動を自省するようになってくる。

犬をちゃんと飼うには人間もちゃんとした生活をしなくてはならない。 前日夜更かししても、飲みすぎて二日酔いでも、そんな事は「モモちゃん」には関係ない。

お菓子や人間の食べ物をあげたりしない事。 犬は自分で冷蔵庫を開けないから、太りすぎや生活習慣病になるのは100%飼主の責任だ。 自分で間食する人は、ついつい犬にも間食させがち・・・人間のルーズな食生活は犬にも影響を与えずにすまない。
犬を飼うことによって飼主自身も生活習慣を見直すことになるだろう。

こんな風に「モモちゃん」と一緒にいると、あのシュンクレイトゥスくんを飼っていた人もポンペイの町をこうして散歩させていたのかもしれないと思う。
※シュンクレイトゥスくんについては下記12月4日の日記をごらんください。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20091204

もう一度言うけれど、犬は毎日早起きしてお散歩してくれる人をたよりにする。手間を厭わず、自分の時間を割いてくれた人に忠実になる。相手がお金を出しているとか、偉い人だからとか、そういうことはどうでもよい。 掛け値なしに自分を一生懸命世話してくれた存在に全身全霊で応えてくれる。

犬は大昔から人間とともに暮らしていた。 歴史に名を残す人物にも愛犬家は多い。あのヒトラーだって愛犬家だった。過激な思想も民族主義も、犬にとっては関係ない。

後に大王と呼ばれるようになるアレクサンダーは十一歳の時子犬を飼いはじめた。 オリエントへの遠征にも同行したその愛犬ペリタスくんは、ぺルシャ軍との戦闘でアレクサンダーが象に踏み潰されそうになった時、その象の耳に噛みついて窮地を救った。

ペリタスくんは自分が信頼している人だからこそ、身を挺してその窮地を助けようと象に飛びかかったのだろう。アレクサンダー大王もペリタスくんを毎日自分で散歩させていたにちがいない(笑)。

しかし、ペリタスくんは程なくインドへ遠征途上で死んでしまう。アレクサンダーは彼の遺体を葬った町をペリタスと名付け、その入り口に彫像まで置いたといわれている。

紀元前四世紀のペリタス、紀元後一世紀のシュンクレイトゥス、紀元後二十一世紀の「モモちゃん」。 自分の名前にちなんだ町などなくても、壁画に描かれなくても、時代や場所はちがっても、同じように人間に愛されて生きている。

犬でも人でも、信頼を得る為に必要な基本はそれほど変わらないのかもしれない。どれだけ相手に「誠意を持って」対してきたか。 時間の長さだけではなく「誠意を持って」が大切である。

人生の長さから見れば、旅の数日間などはとてもみじかいものだけれど、だからこそ、「誠意を持って」今年も最善を尽くしていこう。



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