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地球の呼吸
2009-08-04
いわゆる「ゴールデンサークル」をめぐりボルガネス泊の一日。
**
朝9時レイキャヴィク出発。
09:50にクエラヘルジ15分休憩
10:25〜40ケリズ火口湖。ここはメイン道路からすぐ入った横に小さな駐車場がある。通り過ぎてしまえば分からないけれど、せっかくならストップして十五分でも時間をとりたい。それだけの価値のある場所である。

先ずは巨大な滝グルフォスを目指す。
途中左から前方にラング氷河が見えてくる。
右手にはヘトラ火山。ここ十年にいちどずつ噴火している火山。

しばらく進んでいくと、何もない風景の中、遠方にいきなり高い水柱が吹き上がるのが見えてはっとする。そう、アイスランドにきたら必見の間欠泉だ。

11:15〜12:00グルフォス見学
上の駐車場からはまだ滝は見えない。音だけが轟々と響いてくる。階段を下りていく頃水煙がみえてくる。ナイアガラを思い出すが、それよりも迫力がある。
アイスランドで地上を走っているギャウ(大陸プレートの裂け目)に川が落ち込んで作り出した風景なのだ。
滝を見下ろす場所へ徒歩で降りて行き、車は下の駐車場にむかえにきてくれていた。乗り込み、さっと上の駐車場へ戻る。
駐車場にあるセルフサービスの店でランチ。

ラムの肉をつかったスープ(1300アイスランドクローネ)がお勧めということで、サラダと共にいただく。


13時グルトフォスより出発。
十五分ほどでさっき吹き上げているのを見かけた間欠泉へ到着。
ゲイシールという地名が、イコール英語で「間欠泉」という意味に転化した。

ここには1970年ごろまで70メートルの高さにまで吹き上げる間欠泉「ゲイシール」があったのだが、間隔は長く不確定で、観光客が訪れて必ず見られるものでもなかったそうだ。
しかし、「ゲイシール」は近年の地震の後活動をしなくなってしまい、かわりにもっと短い間隔で30メートルほどまで吹き上げる「ストロックル」という名の小型間欠泉が出来た。
そんなに長く滞在できない観光客にはこの小型版のほうが便利(笑)。世の中うまく出来ている。

「ゲイシール」が活動を停止した後も、人為的に吹き上げる事をしばらくやっていた、と地元のガイドさんが説明。
その方法を聞いて驚いた。
なんと、洗剤を大量に投入するのだそうである。そんな方法で間欠泉を復活させられるなんて驚きだ。


今日はもちろんそんな人為的小細工なしで、小型版の「ストロックル」を見学。三十分ほどの見学をしている間にも何度も吹き上げてくれる。

吹き上げる水柱もすばらしいが、そこへいたる待機時間に上下する温水の様子が興味深い。
それはまるで「地球の呼吸」のようである。
上がったり下がったりを繰り返し、それがあるところまでくるとふぅううっと青く盛り上がり、どっカーン!と噴水する。

※この「青く盛り上がる」瞬間がこの写真。
いつまで見ても見飽きない。

一時間ほど走り、西暦930年、人類初めての民主議会「アルシング」が行われたというシンクヴェトリへ。15:10到着。

ここは歴史的に見るべき場所である以上に、視覚的に二つのプレートが裂けていく様子が見える世界でも稀有な場所である。
ああ、とてもスペースが足りない。
後日別に書く事にします。


この日はボルガルネスのホテル・ハマー泊
ゴルフ場に付属した宿泊施設で、ゴルフコースの向こうに湾をはさんで雪山が見える好立地。
夕食はホテルのダイニングでアラカルト。サーモンやチキンよりもタラがたいへんおいしかった。



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