開園六十周年をむかえるキューケンホフ。
それを記念する展示はごくわずかだが、たくさんのゲストが訪れている写真の中に若き日のベアトリクス女王とクラウス殿下の写真があった。

クラウス殿下は第二次大戦中はヒトラー・ユーゲントに所属していた。いくら愛があっても、ドイツに占領されていたオランダの皇位継承者と結婚するのは大変な覚悟だっただろう。

オランダ国内での反対は強く、1966年の結婚式も祝賀というよりも反対でもの中で行われた。

後年よき夫・よき女王サポーターとしてオランダに受け入れられていく事になったそうだが、この写真は70年代ぐらいだろうか。
2002年にパーキンソン病で死去。