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オバマ演説における「Let it be」
2009-02-05
今回のエジプトツアー中に、アメリカではオバマ新大統領の就任式があった。ナイルのクルーズ船の上では電波があまり良くなくて、イタリアのテレビ放送で流されているイタリア語の同時通訳付きの放送を、途切れ途切れに聞くことが出来ただけであった。

残念、演説が上手い人の一世一代の就任演説なのだから、ちょっと英文で聞いてみたいと思っていたのに。

数日後、カイロからの帰国便機内で日本の新聞を開いたら、なんと、そこにはオバマ演説の全文が英語と日本語の対訳で載せられていた。

機内で時間もたっぷりあったのでじっくりと読み解く事ができた。われわれの様な英語がネイティブに分からない人々にも、頭で理解する事が出来る、よく出来た文章だと思った。

その中で個人的に気になったのは「let it be」という言葉の使い方である。

ビートルズの名曲として有名なこの言葉は「なすがままに」とか「あるがままに」と訳されていることが多い。私自身もそのような意味の言葉であると思ってきた。

曲の詩を読んでいくと、聖母マリアが悩める人の前に現れて「let it be」という言葉を賜るという趣旨で使われている。
それはどことなく仏教の「悟り」に近い意味なのかと勝手に考えていた。

しかし、オバマ演説での「let it be」の使われ方を読んで、それはもっと積極的な行動を促している言葉であると知った。

Let it be told to the future world...that in the depth of winter when nothing but hope and virtue could survive ...
(将来に語られるようにしようではないか…希望と美徳だけが生き残る事ができる冬の只中にあっても...)

中略

Let it be said by our children's children that when we were tested wa refused to let this journy end,…
(我々の子供達の子供達に言ってもらえるようにしようではないか、我々が試された時にもこの旅を終えることを拒否し…)

全文は長いので、興味のある方は別のサイトでお探しいただくとして、ここでは「let it be」がとても積極的に行動を促す意味で使われている事に注目していただきたい。

「なすがままに」という日本語の語感から感じられる雰囲気とは決して違う力強さを感じさせてくれる。

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