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季節はずれの砂嵐は我々のために吹く
2009-01-24
朝、アブシンベルからアスワンへ飛び、カイロへ行く飛行機をまっていた。飛行機は10時半発。だが今朝はその前の便のルクソールへ行く予定のグループが延々5時間も待たされているという。

砂嵐、なのだそうだ。
これはこの時期には少し早すぎる。だいたい二月末から三月に入ってからというのが普通なのに・・・。

カイロ行きも我々の一時間前の便が、10時過ぎてようやく登場開始になった。我々の乗る予定の便は、さて、どうなるのか?

時間は刻々と過ぎていく。
待っている皆さんはどんどん「お買い物モード」になっていき(笑)空港の店屋でらくだの人形を買い占め始めた(爆)。

結局我々が飛行機に搭乗できたのは、もともとの予定ならカイロに到着している筈の12時頃になってから。
「まぁ、これでも運がいいようですね、先ほどのルクソール行きのグループは一度飛行機が飛び立ったのに、着陸できずにまたアスワンに戻ってきたようですよ」
そんなこともあるのだ。

14時過ぎ、カイロの空港に着くと確かに風が強い。
出迎えに来ていただいた方にきくと、朝はもっとたいへんだったのだそうだ。こんな日にピラミッド観光じゃなくてほんとによかった。

昼食は15時ごろ。
市内の空いたレストランでタジンという煮込み料理をゆっくりいただいた。この時間に昼食になると、夕食が入らないなぁ・・・。
大丈夫、こういうこともあろうかと、夕食は自由にしてある。一般的なツアーだとエジプトは自由食が難しいだろうからと、全食事付きになっているものが多いけれど、それは決して親切な行程ではないのだ。

昼食後、もともとの予定ではカイロのイスラム地区を歩く予定だった。しかし、それには少々時間が足りない。冬は日も暮れてきてしまうだろう。

ということで、明日の午前に行く予定だったカイロ博物館をこれから行く事にした。

カイロ博物館はエジプトを訪れた人の必ず行く場所である。ツタンカーメンをはじめ置かれている収蔵品のすばらしさに比べて、その建物はあまりに古く(1902年開館)あまりに狭いので、豪華な物置の中をグループがいっぱいでまわっているというのがよくある観光事情だ。

それを覚悟して入ってみると・・・ああ、本当に空いていた。
閉館前一時間を切ると、さらに人は少なくなり、二階のこのマスクが置かれている特別展示室に入る時にはほとんど貸切状態になっていた。

やっぱり博物館は空いている時に行くべし。

・・・あ、そうか、今回は砂嵐が吹いてくれたおかげで我々はこんなに良い状態で見学できたのだ。神様ありがとう!


★現在カイロ博物館内は全面写真撮影禁止であります。この写真はその規制が敷かれる以前に撮っておいたもので、これから貴重になりそうです。



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