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★ こま通信日記 ★


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電車にてシャルトルへ
2007-10-24
パリを起点に二泊三日で小旅行へ出発。
スーツケースはホテルに預けておいて列車で移動する。まず、今日はモンパルナス駅からシャルトルへむかう。

シャルトルへはパリから南西の方向へ1時間ほど。途中、ベルサイユ、マントノン、などを経由していくいわばパリへの通勤ルートとなっている。

朝のダイヤを調べてみると9時半発と10時25分発があった。10人でバスを使って駅へ行き、切符を買って、ぎりぎりだったが9時半の列車に乗り込むこことが出来た。

指定席ではないが、この時間この路線ならだいたい座れる。スーツケースもないので身軽である。二階建ての列車は時刻表どおり10時25分にはシャルトル駅へ到着した。

実はこの《手造》を企画する時、一番最初にイメージしたのが朝の青空にそびえるシャルトル大聖堂の姿だった。自分が印象に残ったその姿を、参加してもらう方々にも見てもらいたい。そういったことが《手造》をする大きな動機であったりする。問題は天気なのだが、これだけはその日になってみなければ分からない。

今日が「その日」。
駅を降りてみるとこの写真のように美しいふたつの尖塔が青空を背景にそびえていた。イメージ通りの到着風景となる。

ホテルまで少し歩いて行き、荷物を置く。
手ぶらになったところで、朝の光の大聖堂へ歩き出す。路地を歩いて角を曲がると、ど〜んと聖堂が目の前に立ちはだかる、そういった道を選んだ。

時間は午前11時。日本のグループの姿もみえる。私自身も通常のグループで何度も来ている。しかし、ほとんどが1時間と少しぐらいの時間しか滞在することが出来ない。今回はそういった恨みを残さず、たっぷりとシャルトルを見てもらえる筈である。

まずは塔に登る事にする。北側、1507年にゴシック様式で再建された高いほうの塔である。エレベーターなどもちろんない。ちょっとたいへんだろうなぁ、と思える。しかし、この塔の美しさを前にして、決して「若手」ばかりではないメンバーを含め、思わず(笑)全員で登り始めた。

くねくねと上昇してゆく螺旋階段は細い。すれ違いがぎりぎり出来る程度の幅しかない。聖堂の屋根が見えてきたあたりで少し広く場所へでる。と、「もうこのあたりで風景は同じでしょう?」という声が聞こえてきた。やっぱり階段はしんどかったらしい。けれども、のぼりきったところからの眺望の素晴らしさは途中とは全然違う。引き続きがんばって行きましょう!

細い階段が突然終わり、塔のテラスへ出る。風がびゅうびゅう吹いている。頭を抑えながら細いテラスはぐるりと北の塔を一周している。シャルトルのまわりの豊かな小麦の平原が見渡せる。さっき到着した駅や、ホテルもすぐわかる。家並みはあくまで整然として、風景を壊す高いビルなどは全く見あたらない。

そんな筈はないのだが、中世の巡礼達が見ていた景色もこうだったのか、という思いがしてくる。

塔を降り、市場をちょっと見学。ぶどう、オリーブなどと共にナツメヤシの乾燥したものなどもある。チーズももちろんずらりと並ぶ。季節のチーズ、モン・ドールもありましたありました。

昼食、さて、どうしよう?と思っていたら、黄色い看板のクレープとサラダのお店が目についた。12時という時間はこちらでは昼食には少し早めの時間なので空いている。この少人数ならではの事、予約なしでもさらっとテーブルをつくってくれた。

そば粉を使ったクレープはその生地自体が味わうに足る。そこにいろいろなトッピングがあってボリュームも充分。サラダとクレープを半分半分とって皆で分ける。

13時。
インフォメーションで英語のガイドさんとお会いする。
外観で簡単な歴史の説明をしてから、まずは地下のクリプトへ行く。これも小松手造りのこだわりで、日本から予約を入れておいた。昨年秋に見た地下のカロリング朝聖堂の跡や巡礼を受け入れていた巨大な回廊が実に印象的だったから。

1194年、大聖堂が大火災に遭い、大切な「サンクタ・カシミア」(=聖母マリアが受胎告知のときに着ていたとされる衣)も灰塵に帰したと思われた。

悲嘆にくれる住民の前に、突然無傷の「サンクタ・カシミア」が姿を現した。地下聖堂へ避難していて助かったのである。

実際にこの地下聖堂へ入ってみると、シャルトル大聖堂が今の華麗な姿の前にどのようであったかをイメージすることが出来るようになる。我々のためにライトを点けてはまた消して進んでいく。フランス最大の巡礼用地下ホールは光の先にまだ暗がりが広がり、中世の雰囲気を漂わせていた。

地上に出たらステンドグラスの博物館のような聖堂内部へ。有名な「青い聖母」も修復を終えてみることが出来た。
※多様なステンドグラスの魅力についてはまたの機会に

シャルトルの魅力は大聖堂だけではない。
古代ローマ以前からの歴史をもつ町はいまもとても美しい。ウール川の流れの側への坂道にも木組みの家がたくさん残されている。

今日は1時間のプチトレインを利用して回ることにする。
ちゃんと日本語のアナウンスをお願いできるので充実した町めぐりである。

**
昼間天気が良かった分、夜は冷え込んできた。
さて、どこで夕食を、とリサーチしてみると、我々が滞在しているホテルのメインダイニングはけっこう評判がよいらしい。

以前グループ予約をして夕食を食べた時にはぜんぜんそんな印象がなかったのだが、試してみることにする。

これは、「当たり」でした。
同じホテルでも、メインダイニングで旅行会社のセットメニューにしないことで、全然違った料理を出してくれる事にあらためて気付かされた夕食となった。



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