エルミタージュ美術館は何度行ってもまだまだ見ていない部屋がある。特にツアーで行く部屋というのはある程度決まっているので、何度行っていてもツアーでまわっている限りは同じものを見ることで終わってしまうのが常である。
すなわち、レンブラントのコレクション、ピョートル大帝やエカテリーナ�鏡い�らみの部屋、マティスをはじめとする印象派などなど。
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今回私が見たかったのはエカテリーナの寵臣達の肖像であった。ガイドさんにお願いして、最後にその部屋に連れて行ってもらった。が、この写真のようにその入り口の扉は閉ざされていた。
巨大美術館ではよくあるのだが、あまり有名でない部屋は実質的にほとんど公開されていないこともある。ああ、この扉の向こうを見られる日はくるのだろうか。
