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ヴォークリューズの泉
2007-05-01
これほど美しい緑色をした渓流をみたことがなかった。

入水した「オフェリア」が流れてきそうである、と書けばロンドンのテイトギャラリーにいあるミレーの「あの」絵を思い起こしてもらえる方もあるだろうか。どんな色か想像してもらえるだろうか。

ヴォークリューズという小さな山間の村。見上げるような石灰質の山の間から流れ出している豊富な泉である。村の名前自体もフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズという。ヴォークリューズ(Vaucluse)の名称は、「閉ざされた谷」という意味。ラテン語のVallis Clausa、英語ならclosed valley。なるほどそういう地形である。広場からこんな渓流に沿って少し登っていくと道は行き止まり。そこから覗き込むと深く大きな穴の底に濃い色をした水面が見えた。

ここは1337年に中世の文人ペトラルカが隠棲したところ。彼についての博物館もある。一説には「恋に破れて」とか。

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この後、ラベンダー畑の写真で有名なセナンクの修道院(まだラベンダーの花には早い)経由、「フランスの美しい村」の上位にランクされているゴルド村へ行く。頂上の城のまわりでは休日の市が開かれて、たくさんの人でにぎわっていた。

18時頃、ニースに到着。立地の良いホテルなので徒歩で旧市街へ出て、9人で夕食を御一緒する。21時を過ぎて日が落ちると少し肌寒いが、すでに気持ちの良い初夏の感覚であった。



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