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ザイオン国立公園を歩く
2007-04-16
ザイオン国立公園、ウィーピング・ロックの停留所から15分ほど登っていくとこんな場所にたどり着く。そそり立つ岩の壁から滴り落ちる水から「ウィーピング=すすり泣く」と名付けられてた。

えぐれた岩の下に入って見上げる岩壁はなかなかに迫力がある。

**
ユタ時間の朝7時半にブライス・キャニオンでは霜が降りる寒さだったがとても晴れていた。昨夜は雪を心配していたが、幸いはずれた。

ブライス・キャニオンからの道が89号線に合流する少し手前にあるレッド・キャニオンを通る時、ちょうど朝日が岩壁を赤く染め始めていた。今日も時間は充分あるので止めてもらって少し岩の柱の下を歩いた。ブライス・キャニオンのフードゥーの下を歩く感覚が感じられて良かった。

カーメル・ジャンクションからザイオン方向へ入ってく。東ゲートから料金を払って入り、しばらく行くとチェッカー・ボード・メサという、白い山が見えてくる。表面がレースの時に振られるチェッカー・フラッグの様に格子状になっているのでそう呼ばれている。なるほどね。

しかしそれ以上に印象的なのは、四角い頂上をもった「テンプル」と呼ばれる屹立する崖だろう。これらは開拓時代にここを通っていったモルモン教徒達が名付けたのだ。「ザイオン」というのも、旧訳の「シオンの丘」と同じで、これもまたモルモン教徒の命名である。途中のビジターセンターでは、彼ら初期の入植者達の苦難の道が偲ばれる物が展示されている。いかばかりの苦労をしてこの谷へ至ったのか、便利な旅行者な我々も思い致すべきだと思う。


ザイオンは切り立つ岩と谷間の緑が楽しめる場所である。4月にはもう一般車両の進入が禁止されていて、ゲートの駐車場からは7分後とに運行されている排気ガスを出さないバスで回らなくてはならない。

いくつもある停留場からたくさんのハイキングコースが用意されているので、体力や嗜好にあわせて選べる。今回は一番奥の「ナローズ」と呼ばれるバス停から濡れずに歩ける場所まで至った。底から奥へは川の中を歩くルートで、お気軽な旅行者の我々はちょっと遠慮しておいた(笑)。



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