世界の写真」では
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南イタリアは北とは違う
2007-02-01
ここしばらく南イタリア、およびアメリカ西部の《手作り》の段取りやなにやに追われている。《手作り》をやることにすると、パッケージツアーに添乗するのとは全然ちがったリサーチが必要になる。

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イタリアにはいったい何度行ったか分からないが、そのほとんどが北イタリアである。もっとはっきり言うと4大都市ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマに集中している。南はがんばってもナポリあたりまで。何故ツアーにはこんな偏りが出てきてしまったのだろうか。

パッケージ・ツアーのコンセプトというのは大量輸送である。平たく言えばバスが入っていけること。また、そういった大量輸送された人々を快適に収容してくれるホテルがあるも重要。この二つが安価に確保できなければ成立しない。さらに日本人観光ルートにはまってくる必須条件としては、あまり時間がかからずに、写真栄えする景色の場所へいけること。

南イタリア、特に人気のカプリやアマルフィ海岸あたりでは、そういった条件を満たす事が出来ない。なので、日本の大手旅行社が、充分にこのあたりを満喫できるツアーを組んでいないのだ。情報収集をしていると、アマルフィなどは、「団体さん別にこなくてもいいです」って雰囲気が伝わってくる。欧米の個人客だけで、もう充分に成り立っているらしい。ことさらアジアからの駆け足グループをとって、「わさわさ」されたくはないのかもしれない。

しかし、だからといって個人旅行が優れた訪問方法なのか?
いや、実際これらの場所を個人的に訪れた人々のHPを読んでいると、申し訳ないですが現地で見たものが実際どういった価値を持っているのかを、ちゃんと理解できているようには思えないものが多い。現地で英語でもいいから詳しいガイドを手配する事は旅の質を数段上げてくれると心得るべきである。「添乗員さん」なんぞでは、とても太刀打ちできない知識を持っているのが現地ガイドなのだ。(現地ガイドでも知識は差があるので、ぜひ自分の見たいものを見せてくれる知識を持ったガイドさんと手配したいものです)

《手造りの旅》をやる目的は、そういった知的好奇心にも手抜きをしない事。企画を立てる自分自身が、最も強い好奇心と知識欲を持っていくことが最重要と心得る。北イタリアと違って南イタリアでは日本語ガイドがほとんど期待できないから、なおさら私の心がけが試される。がんばって、よくばって、リサーチします!

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