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青銅のボクサー
2007-01-18
古代ローマの発掘品を展示したマッシモ宮殿ミュージアムにはじめて入った。

名品があるとは聞いていたが、「そうか、ここにあったのか」とはっとさせられる品々がたくさんあって、なかなか足が前にすすまなかった。

この青銅のボクサーの像は中でも群を抜いた存在感で何度も引き返して見返した。これだけ一品あれば展覧会が開ける作品だろう。もう一体の、通称「プリンス」と呼ばれる同じくブロンズの男性像共に一部屋を占領しているのだが、他の部屋の大理石作品がいっきに色あせて感じてしまうぐらいの迫力を持っていた。

たくさんの傷のある顔は激しい試合を感じさせずには置かない。腐食した銅の体が、かえって歴戦の戦士の肉体を強く印象付ける。何も入っていない瞳からは強い眼光が発せられているかのようである。

彼は1885年にクイリナーレの丘を工事しているとき、最初からこの完璧な形で発見された。発掘現場にこの座った姿勢で写っている白黒の写真が残っている。

発見したロドルフォ・ランチャーニはこう語る。「私はいままで考古学の現場でたくさんの素晴らしいものの発見に立ち会ってきた。しかし、これほど強い印象を与えたものは他にない。そのボクサーは激しい試合の後の長い眠りから、今しがたゆっくり目覚めたように地面に座っていた。」



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