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雲の上のオルビエート
2007-01-17
フィレンツェを出て午前中にオルビエートの町を散策しローマへ向かう。昼食をローマで食べて午後ローマ観光の一日。
**

今回今日まで曇ってはいたが雨には遭わずにきた。それで多くのツアーメンバーが傘をスーツケースに仕舞ってしまったのだが、、、その今日!オルビエートで大雨になってしまった。油断は禁物ですな。

オルビエート駅前の広場にバスが止ると、濡れながらバスの荷物室を開けてもらいスーツケースを取り出す。なんとか全員傘の下に入ることが出来てやれやれ、歩き出す。駅の下を抜けて「上の町」へいくケーブルに乗る。

オルビエートは切り立った崖の上に位置している。ローマ人が来るはるか以前からエトルリア人が住んだのもその安全性ゆえである。今でも町に行くための道は2本しか通されていない。

崖の上に上がってもまだ雨は降り続く。こんどは乗り合いバスに乗換えて大聖堂まで行く。素晴らしいモザイクで飾られたファサードを傘の下から見上げる。ロレンツォ・マイターニ作迫真の彫刻も雨に濡れている。14世紀はじめの比類なきオリジナル作品がこうやって屋外にそのまま飾られているのが嬉しい。やはり美術館に置かれるよりも、こうしてオリジナルの場所にあることで価値が何倍にもなる。

町を歩くことにする。下から上の町が見えなかったから、ケーブルで上がってきたとはいえここがどんな地形の町なのか、皆さん理解できていない筈だから。路地をあるけば、少しは雨もしのげるだろう。町の奥の広場を抜けて、いよいよ崖の端に到達した。それがこの写真の場所である。

崖の上というのが下の雲に強調されてよりドラマチックに演出された気分だ。なぁるほど、今日の雨は神様からの演出って訳なんですね。

日程表にはなかったが「サン・パトリツィオの井戸」という16世紀に掘られた大きな井戸へも行く。深さが62メートルもあり、ロバがそのまま降りて水を汲みまた違う螺旋階段を上って出違う入り口に出られるという二重螺旋構造を体験できる。私はオルビエートにきたらこれを見ない手はないと思うのだが、以前もここへ来たことのある方々、その存在さえ知らされなかったというのです。ふうむ。



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