「放送禁止歌」というタイトルの本を読了。

「悲惨な戦い」「自衛隊に入ろう」など、時代と共にあったいろいろな曲が放送禁止歌になっていた（なっていると思い込まされていた）経緯を分からせてくれた。

実際今ではこういったカテゴリーは存在しないのだという事も分かった。そう、存在しないのである。

再結成したフォーク・クルセダーズによって「イムジン河」が紅白で歌われたのが象徴的である。

規制というのは実は自分の中で考える事を止めた時に始まるという事なのだろう。だれかがきめた基準に従って生きれば楽だから。

本の中では特に「竹田の子守唄」について克明に調べていた。私も良く知っている曲だったけれど、そう、、そんな背景があるとは知らなかった。

別に、知らなくてもよかった。