機内映画「ICE　PRINSESS」。物語の中で物理オタクの少女がこの言葉を言うシーンがある。それは話の本題や筋とは全く関係ないのだけれど、私には印象的な言葉だった。

これは果たして人間にも当てはまるのか？
いや、人間はむしろ逆かもしれない。
人はその能力が最大に発揮される部分で、全体の評価をされている。

たとえばゴッホは、生活能力に欠け、人付き合いも下手な、精神異常の気のあるアブナイ男だった。けれどもただ一点。すごい絵が描けた事によって最大の賛辞を得た画家となっている。