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「踊るサテュロス」に出会う
2005-02-24
ずっと覚えていた。
二千年の時を越えて、シチリア沖の海底から引き上げられた古代のブロンズ像が見つかったというアリタリア機内誌の記事を。

1998年に漁師の網にかかり、数年のローマでの修復を経て、ローマのとある教会でお披露目展示をしていた。しかし私は、残念な事に行くチャンスに恵まれなかったのである。
ローマの街角に張られたポスターを横目で眺めて、しごく残念な気持ちでいた事を覚えている。

古代のブロンズ像が溶かされずに残っているのは大変貴重である。
しかも、一見してなかなか高レベルの作品だと分る。
何とかしてみてみたいなぁ。。

かつてこのような貴重な発掘品がみつかると、その国の大都市の博物館で展示されるのが常であった。今回の像がローマやパレルモなどの大都市で展示されるのならば、私にもまたいつかで会うチャンスが期待できる。

しかし、最近は「発掘品は、できるだけ発見場所の近くで展示する」というのが常識となっている。この像もローマの後には、シチリアの最もアフリカ寄りにある地方都市、マザラ・デル・ヴァッロの旧エディジオ教会内博物館に展示されていたのだ。

これじゃ、見られない!
いくら日本のツアーでイタリアに行っても、そんな場所にあっては見に行くことができないじゃないか!

そう思って残念に思っていたら、なんと今回の愛知万博のイタリア館の目玉として出展されるという。すごく嬉しくて絶対見に行くつもりになっていた。

万博を指折り数えて待っていたそんなある日、新聞にサテュロスが東京に展示される記事が載っていた。なぁんと愛知に行く途中で、東京の国立博物館で短期間展示される事になったんじゃないですか。
嬉しいなぁ、「サティユロス」の方からこっちへ来てくれるなんて♪

私は予定していた2月20日からのイタリアツアーへは行かないことにしたので、丁度都合よく日もあいている。
こりぁ、「行きなさい」という事にちがいない。

というわけで、長年みたいと思っていた「サテュロス」に、
今日会う事が出来たのです。
仔細は明日の日記へ続く。。

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