南仏EZE村には香水工場があり、昔から生産されている薫り高い香水の製造過程を見学する事ができる。今日もまた「フラゴナール」という工場を訪れた。

私は正直こういう匂いが苦手である。
とてもこんな場所では仕事ができない。
いろいろと説明を受けて、匂いも嗅がせてもらうのだが、それを良い香りだと思えないのだ。強すぎるせいかもしれない。

欧米人には、割とこういう匂いを強烈に発している人がある。
本人は気持ち悪くなったりしないのだろうか？
それとも慣れてしまっているのだろうか？

こういう香りを嗅がされると、
その発生源である人間まで厭になってきてしまう。
香水が文化だというのならば、その文化までキライになる可能性を含んでいるわけだ。

んんん、「匂い」というのは、案外文化摩擦のカギかもしれない。
また別の機会に考えてみたい課題です。