北千住にこんな店があるとは、教えてもらうまで知らなかった。
地下のこぢんまりした細長い空間にカウンターとテーブルが四つほどである。ステージも五、六人のればいっぱいになってしまう。
知らない店のセッションにはじめて行くのは、いつも少し緊張する。どんな音楽を、どんな人が、どんな技量でやっているのか、ずいぶん違うから。
でも、そういう場にいってみてはじめて、自分がどの程度できるのかを知ることができる。練習するのは必要だが、実践・実戦がなくては生かせない。
JAZZのスタンダードをがっぷりやるのにはまだまだ荷が重かったが、ブルース感覚の曲ならば少しは楽しむ次元まで加われたような気がする。
フロント楽器とちがって、リズム楽器は曲の骨格だから、ある程度堅実に弾かないと曲がたちゆかなくなってしまう。
雰囲気が分かったから、次回はもう少し準備していくようにします。