きのうのブルーベリー摘みの前に、浦和で寿司屋を紹介していただいた。駅前の複合商業施設ビルの中にある店だが、今まで食べてきた寿司のなかでも指折りだった。
醤油をほぼまったく使わなくても美味しく食べられるのだ。
醤油というのはマヨネーズと同じように(同じではないけど)強い味の調味料だ。
つければおおかた何でも「醤油の味」になる。それによって、魚の生臭さを緩和したり・誤魔化したりしている側面があるとおもう。
ほんとうによくできたネタならば、それ自体の味で食べる事が出来る。
こう思うようになったきっかけは、数年前に訪れた新潟の「すし安」という店。
高級店ではない。JRの往復切符と寿司ランチが選べる手軽な旅行プランでも行くことのできる店だったが、「こんなのはじめて」と思えるような,
「醤油をつけるのはもったいない」ネタであり、おいしい米であった。
※寿司の味わいの半分は酢飯の味わいにあると思っている。
あの新潟での寿司体験以来、ひさしぶりに、まったく醤油のいらない寿司をいただきました。浦和ならそれほど遠くないし、また、ぜひ、来たいと思います。
※写真はこの時期ならではの「しんこ」。
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ご紹介くださった方は、きけば実家が寿司屋だったとのこと。長い付き合いに見えるカウンターの板前さんもそれをよく知っていて「Tさんは食べるプロですもんね」と言っていた。
やっぱりそういうお客だから、こういう品がいただけたのでしょうか?
次に行くときには「Tさんのご紹介で」ということで、予約させていただきましょ(^_^.)