築地のライブハウスでの音楽仲間のセッションに参加。この場所は、昨年の第二回「こま通信」ミーティングでも利用した場所になる。
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20131005午後四時から六時間、四部構成での長丁場、いろいろなメンバーが入れ替わり立ちかわり演奏した。
途中で某有名なミュージシャンがゲストに登場されて、ギター一本で四曲ほど披露してくださった。
彼がかかわった曲は「DOWN TOWN」などが有名だが、日本中で最も知られている作曲作品は、先ごろ終了した長寿番組「わらっていいとも」のオープニング曲かもしれない。
我々アマチュアの「いっぱいいっぱい」の演奏ではない、余裕が感じられる演奏だった。それに、語りをとおして、聴衆をひきこんでゆく力があった。
「音楽」というのではなく、「ステージ演奏」の魅力は、演奏力だけではないのかもしれないと思った。その人の立ち居振る舞いが醸し出す雰囲気や、なんと言ってもどのように語るかは重要だ。
それを考えると、外国人のミュージシャンが、言葉という手段を持ちえないで、聴衆を魅了するのにはたいへんな音楽的実力が必要になってくるのか。
別の理解で言うと「音楽」だけでは、充分な自己表現ができない自分には、言葉による表現が不可欠だという事。
ともすれば、日々の旅造りに追われて、自分の言葉で表現することをおざなりにしてはいないか?
自分の理念を言葉にして、それを体現する旅を造っていかなくてはならない。
※写真はリハーサル中です