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リスボンにある南蛮屏風
2014-07-01
4月の《手造》ポルトガルより

リスボンの「Museu Nacional de Arte Antiga(古美術美術館)」は、ツアーではめったに行かない場所だが、この南蛮屏風が見たくてコースに居れた。

狩野派の絵というのは、手本があってそれを忠実に真似ていくことが基本とされているそうな。

この画面でも木々はいわゆる花鳥風月を描いてきた古来の絵と同じような風合いで描かれている。が、人物になるとがらりと雰囲気がかわってくる。

ここに描かれている南蛮人やその周辺のものどもについては、先例はなかったから、描く人の技量や性格がそこに色濃く反映されているのだろう。

狩野内膳という人について調べてみると、もともとは武家の人だったとあった。

同じく武家出身の絵師である海北友松を思い出した。

http://kotobank.jp/word/%E6%B5%B7%E5%8C%97%E5%8F%8B%E6%9D%BE

「袋人物」という、着物が風をはらんだような描き方が特徴的で、ずっと覚えていた人である。

独創的な表現というのは、精神的に自由な人でなくてはうみだせないものではないだろうか。お手本を上手に真似るという行為の先にあるものではなく。

※この日の写真日記は下記からごらんください
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/e9df076843738342a8c883ebcbdd6c77



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