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ソルトレイクシティにもこういう場所はある
2014-06-16
《手造の旅》イエローストーンとグランドティトン国立公園8日は、本日無事帰着しました。

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今回滞在した唯一の大都市、ソルトレイクシティは全米でも人口増加率の高い人気都市。誰に聞いても「良い街だよ」と答えがかえってきた。

だから、旧ユニオンステーションから旧リオグランデ駅へ歩いていて、通りを渡って世界が一変したのには驚いた。

我々が滞在したハイアットのすぐ近く旧ユニオンステーションはクラシックな雰囲気を残したホールになっている。その後ろに数ブロックにわたり歩いて楽しめるプロムナードは、週末の家族連れでにぎわう平和な雰囲気だった。

小松は、大陸横断鉄道駅のひとつリオ・グランデ駅を目指していたのだが、平和なモールから目的駅の赤い屋根が見えた(写真上)。

そして、信号を渡ってそのブロックに入ったとたん、周りの雰囲気が変わってたのに気付いた。路上生活や生活不穏の人々がぞろぞろたむろしている。こちらにすぐちょっかいを出してくるわけではないが、カメラなどとても向けられない。

こちら男性二人でよかった。「行ってみましょうか」なんて、皆さんをさそわなくて、ホントによかった。

扉のあいた建物があって、そこはどうやら無料で食事や寝る場所を提供している「シェルター」であるらしい。


夕食でご一緒した現地在住が長い日本人の方にうかがうと、今はこじゃれたモールになっている旧ユニオン駅のあたりも、かつては同じような場所だったのだそうだ。

再開発で追いやられた人々は、今や旧リオグランデ駅あたりに押し込められている状況だそうな。

どんな街でも、それなりの都会になれば、こういう場所はできてくるらしい。それは、集団で暮らす人間という動物には必然なのかもしれない。



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