きのう、日帰りの岡山だったけれど、このオリエンタル博物館を見学できた事はひとつの収穫だった。
ルーブルや大英博物館のような巨大で圧倒的な収蔵品があるわけではない。しかし、それぞれの品について監修者の気持ちの入った解説が添えられている。
ミュージアムをまた訪れたいと思うかどうかは、有名な品があるかどうかではなく、展示品をいかに面白く理解できるように解説してくれているか、だと思っている。ここにはそれがある。
静かな展示環境。
暗い館内だが、一か所高い天井の窓から光がおちてくるパティオ(中庭)風な場所があり、そこで石の水盤が静かに水音を響かせていた。
かすかに漂ってくる香りは、中東で好まれていた薔薇のアロマだった。
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収蔵品の目玉のひとつがこの下の写真。
紀元前9世紀アッシリアのレリーフ「有翼鷲頭精霊像」。
これが写真上のように、はやりの「ゆるキャラ」の様にデザインされております。どうなんでしょう、これをそんなキャラクターにしなくても良いのでは?(笑)
実は、ここには他に、もっとゆるキャラにしたいような作品がたくさんあったので、そう思うのです。たとえばこれも↓
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20140603