《手造の旅》アメリカ西部絶景の旅、いよいよ最後にラスベガスへ到着する日。
タイムスリップしたような谷底のハバスパイ村からラスベガスへ着くと、あまりに違う世界が隣接して存在していることに、あらためて気づかされる。これが、アメリカなのだ。
フレモントストリートの一軒のカジノでは、この写真のように「ビット・コイン受けます」と広告を出していた。
最近日本でビットコインを扱う代理店が倒産したが、アメリカではビットコイン自体の信頼はまだそれほど揺らいではいないらしい。
ここ半世紀安定している日本円を当たり前の様に使う日本人はそれほど意識してはいないのかもしれないが、現代の通貨というのは究極の仮想の産物である。
アメリカ・ドルがが、「金(きん)」という実際に利用価値の高い金属との交換が保障されていた時代の通貨は実態があったと思う。
いわゆるドル・ショックで通貨と現実の価値金属「金(きん)」とのつながりが切れてしまった今は、人が信じている事だけで存在が可能になっている、仮想の産物になってしまった。
ビットコインはそういった世界だから出現した。
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