《手造の旅》アメリカ西部絶景の旅9日、三日目。
今回訪れる中でもっとも標高の高いブライス・キャニオン。
宿泊したもう少し標高の低いルビーズ・インでも、朝、車のフロントグラスが凍っていたそうな。ネット気温でマイナス一度だった。
最初に訪れたブライス・ポイントは標高2500m。数日前にはたぶん、雨か、雪もふったのだろう、トレイルの一部が修復でクローズしていた。
我々が歩く予定にしていたナバホ・トレイルも半分だけオープン。往復同じ道を降りて上ることになるが、写真ストップとは比較にならない景色が楽しめる。少し下るだけでも、この写真のように、巨大な砂岩の巨人にかこまれているかのような風景になる。
サンセットポイントから谷底まで、往復で一時間少し。ビジターセンターも訪れて、約三時間をブライスキャニオンで過ごし、その後89号線を南下。
かつて西部劇の撮影地としてジョン・ウェインもなんども滞在したカナブのすぐ南でユタ州からアリゾナ州へ入る。アリゾナはサマータイムを採用していないので、一時間時計をもどす。日本からマイナス16時間である。
標高は、一度千メートル程度まで下がったが、ここから再び二千メートルまであげていく。北海道の様な松林の中にあるジェイコブ・インにて昼食。
このホテル兼レストランは1923年にボウマン夫妻がはじめた。彼らの両親と子供たちの話が一角に掲げられていた。
※これについては、また別のところで書きます。
今日宿泊のページは、コロラド川にグレンキャニオンダムがつくられた事によってはじまった街。1950年代後半の事である。
直接行ってしまうには時間があったので、ダムのすぐ下流になるリースフェリーを訪れることにする。予定表になくても、こうしていろいろ加える事が出来るのが《手造の旅》の良いところです。
リースフェリーも標高は千メートルほどあるのだが、バンのドアを開けると熱風とでも形容した空気が流れ込んできた。手元の気温で28度になる。
グランドキャニオンを何日もかけてゴムボートでクルーズする「コロラド・リバー・ランナー」はここから出発する。今日も、子供たちのグループが一泊二日のクルーズへ出発するのにいきあった。
※本日の写真日記は下記からご覧ください↓
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