ミラノからフィンエアでヘルシンキへ、JALに乗り継いで成田まで帰国の日。
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ミラノのフィンエアカウンターで、荷物を成田までチェックインできないという。一度ヘルシンキで受け取ってから再チェックインしろというのである。
フライトの予約は確かに、別々に手配した。いや、せざるを得ない事情でそうなった。それでも往路は日本航空チェックインカウンターでスルーチェックインをしてくれた。
つまり、機械で出来ないのではなく、人間にそのサービスをする気がないというだけなのである。
ミラノのフィンエア係員マッシミリアーノ・ポルツィオ氏には何度も食い下がった。しかし、「出来ない」の一点張り。
ヘルシンキで荷物をうけとる羽目になった。
ところが、出てこないふたつ荷物がある。
で、よくよくそのタッグを見てみると、成田までスルー・チェックインになっているじゃありませんか!
※写真参照
もしも、飛行機が遅れたりしたら、とてもいちどヘルシンキで荷物をとれる余裕は、ない。この融通の利かなさは、航空会社のサービスとして致命的である。
・・・もうひとつ出てこなかった荷物は、ミラノにて積み残されておりました。