シチリアの山の中にあるピアッツァアルメリーナという街の近くに、カザレ荘と名付けられたローマ時代のヴィラがある。今日の見学地はここだけにした。ふつうのツアーの様に一時間で昼食を終えれば、今日のうちにタオルミーナの見学も可能なのだが、ゆっくり時間をかけて食事を楽しむのは、旅の重要な要素であります。
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昼のアグリツーリズモは、普通のツアーでも予約して利用する事はある。しかし、同じ場所でも十分な予算を出せば、また違った料理が提供される。
今回のツアーは、予算管理が進んでゆくについれて、とてもきびしくなっていった。今日の食事を予算管理から切り離しておかなければ、これだけ楽しめる昼食にはならなかったに違いない。
食べる側も、十分な時間と十分食べられるお腹を用意しておいたから、楽しめる時間になった。ワインがいったい何本開いたのだろう。
レストラン側も驚いていたようだった。シチリアにくる多くの日本人つはーはこんなに若いひとたちではない。品よくささっと食べて(たくさん食べ残して)一時間少しで去っていく事が多いと思われる。
いえいえ、日本人だって食べる時は食べるし飲むときは飲みますとも(笑)
本日周辺の写真日記は、下記からごらんください↓
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