夜、羽田発パリ行に搭乗した日。
翌4/8の昼にはリスボンに到着し、パルメラへ行く途中にこの像を訪問した。
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高さは100mを超える、「クリスト・レイ=王者キリスト」の像。
現地の説明版に以下のように説明されている。
★1934年、ポルトガルの枢機卿がブラジルのリオにある同様のキリスト像を見て感銘をうけ、同様のものを祖国にももちたいと思った。
この計画は1936年にスタートしたが、不穏な時代がはじまり実際にはなかなか実現に至らなかった。
1939年に第二次世界大戦がはじまると、像の建設計画が新たな意味を持つようになる。
1940年4月20日、ファティマにて、大司教が願をかけたのである。
「もし、ポルトガルがこの戦争にかかわらずにいられたら、キリストの像を捧げます」
ポルトガルは中立を保ち戦後をむかえた。
1949年12月18日、最初の石が置かれて建設がスタート。
1959年5月17日、精霊降誕祭に除幕式が行われ、時の法皇ヨハネス23世もラジオメッセージを下された。
1979年にはヨハネ・パウロ二世も訪れている。
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この日の写真日記は下記からごらんください
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