イタリアだけでも各地にあるこの手の洞窟の中では、確かにいちばん美しい。
日本人にカプリは「青の洞窟」のある島として有名になってしまったから、ここだけを目当てにローマから日帰り強行軍ツアーが何本も出る。。
しかし、カプリ「青の洞窟」だけ見るような島ではないのだ。
島中にある車の通れない小道はとても美しい。ティベリウスの住んだというヴィラ・ヨビスを訪れれば、古代ローマ皇帝の孤独が伝わってくるようだ。左翼系の小説家がつくらせたマラパルテ荘は、その形からして鎌とハンマーになっている。
歴史を彩る人々の歴史と、これだけ観光地になっても素朴な雰囲気を持っている島の人々。ぜひ、何日か滞在して感じてほしい。
次は「青の洞窟」の成否にはらはらしない旅で(笑)カプリ島を訪れてくださいまし。
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