トロムソ滞在の一日。
朝、犬ソリ参加の方をお送り。良い天気だったので、午前11時半からご希望の方々とトロムソを見下ろすストールシュタイネン山へ行く事にした。
ここをはじめて訪れたのは、十五年は前になるか。はじめてトロムソ空港に降り立った夏至の日だった。
太陽は北の地平線に降りては行くが沈まず、再び空へかえってゆく。この頃に写真を撮ると、不思議と夕方の様に映るのだが、実際の目で見ている限り真昼間。
本当の白夜というものは、別にロマンチックでもなんでもなく、ただ日が沈まないだけなのだと気付いたのだった。
おまけに宿泊予定のホテルがオーバーブッキングで部屋が足りない。夏至の日はどこのホテルも満室御礼なので、仕方なくホテルの会議室やプールサイドやサウナまで動員して一夜を明かしたのであった。
あれから、夏のトロムソには来ていない。ずっと冬ばかり。
太陽の出ている時間は短くても、やっぱり冬の方が美しいと感じます。
※この日の写真日記は下記からごらんください↓
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