「上海蟹いこか」
旧友の大の食いしん坊に連れて行かれなければ、自分で探しだせない店だった。
近頃はカニというと、タラバ蟹のように足をパキっと割って食べるものを思い浮かべるだろうが、上海蟹は全く違う。甲羅の味噌をがしがし「しがんで」(これは、関西方言ですね)食べる。
1985年に初めての海外だった上海で食べた記憶がある。二十センチほどの甲羅をしていて、一緒に出てくる木槌で足を叩いて割る。味は…忘れている。
今日は写真の様に上海蟹尽くし。一番上の紹興酒に漬けたメス、お店の人がちゃんと食べやすく切ってむいてくれた。
蒸蟹はオスの白子も試す。この時期、オスもメスも美味しい時期だそうな。
蟹そのもの以外の料理も蟹をつかっていて、特においしかったのが、写真一番下の蟹茶碗蒸し。
また食べに行きたいです。