《手造の旅》南イタリア、第五日目。ナポリからマテラを経由しアルベロベッロのトゥルッリ地区にあるホテル泊。
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アルベロベッロは小さな町で部屋数の多いホテルがない。なので通常パッケージツアーだと、トゥルッリ地区の中にあるホテルには泊まれない。《手造》の良さは少人数で旧市街に泊まり、夜や朝にも街歩きを楽しめる事だ。
そして、今回は、2007年春の《手造の旅》で行った忘れられないレストランが旧市街にある。そこを再訪するのも、街中のホテルに泊まる理由である。
そのレストランはトゥルッリをレストランにしている、その名もTrullo D'oroトゥルッロ・ドーロ(金のトゥルッリの意味、複数形は語尾がiになる)。
開店は20時。日本人には遅い時間だが、南欧では普通。むしろレストランが混雑するのは21時過ぎてからである。
前回と同じようにおいしく食べるために、六年前の写真を持って行って見せることにした。
そして、その写真には、当時のカメリエーレも写っているから喜んでくれるかもしれないし。
着席したテーブルの担当はこの写真の彼ではなかったが、開店してしばらくすると出勤してきた。 七年前の写真を見ると、懐かしそうに笑顔になり、PCごと厨房に持って行って皆に見せていた。
食事は「これでもか」というほど前菜のメニューが登場し、パスタは二品を二人前ずつしか味わえなかった。※これらはまた写真日記に載せます。
ひととおり清算も終わった後に、写真の彼がやってきてウィンクした。「十分ほど待って」と言ってから持ってきてくれたのは、ほくほくの焼き栗!それと甘いリキュールカクテル。常連でなくても、六年忘れずにいて再訪してくれたのを喜んでくれた。
すぐに、この二枚の写真、お送りしました。右が2007年、左の小松と写っているのが今年2013年であります。ううん、全然変わってない。外国人の年齢って分かりません。
※本日の写真日記は下記からごらんください↓
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/bd66e422f333c8dd10b6674e6bd4e97c