午前中の静かなシャルトルを歩いていて、偶然旧聖アンドレ教会の展覧会を訪れた。
レスリー・シュエレブさんという方で、シャルトル在住。あとから彼女のアトリエも見つけた。
展覧会の題名は「さかさまの世界」。人間と動物たちの立場が逆転した絵がたくさんある。とてもカラフルな色彩で絵本の挿絵のようである。
帰国してから彼女のHPを拝見したら、「さかさまでない」聖書の世界を題材にした絵もたくさん描かれているようだった。
別のサイトで彼女の絵を売っている画廊があり、そこでつけられていた値段をみると、一枚一万円ほどのものが多かった。買えない値段ではない。
本物の絵の色は、印刷とは全然違う。部屋にあるとそこの空気を変えてくれる。
絵を生業にする人にとって、展覧するのが目的ではなく、やはり売れる事が重要だろう。絵を飾れる部屋に住んだら一枚いただきにきます。
※写真右手に映っている本は彼女の作品図録ではなく、出展されていた巨大な巡礼すごろくの元アイデアが載せられていた司教館美術館の図録。表紙の絵の雰囲気、彼女の作品とテイストが似ています。
この日の写真日記は下記から↓
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