《手造の旅》バルト三国、日本出発の日。
フィンランド航空でヘルシンキを経由し、17時半にはリトアニアの首都ヴィリニュスへ到着。※はじめは今年飛び始めた日本航空のヘルシンキ線を使おうと思ったのだが、ヘルシンキから先のフライトが思うように予約できないので、フィンエアにした。
ヴィリニュスの旧市街に位置するホテルにチェックイン。ユーロは街中ではほとんど通じないというので、現地通貨リタスに両替しようとしたが、ホテルでは対応してくれないという。
旧南の城門である「夜明けの門」を出て駅へ行った。駅なら24時間オープンの両替所があ。
こうして「観光地」の少し外側へ出てみると、その国の素顔が見えてくると感じることが、よくある。美しく整備された場所だけを見ていては充実した旅にはならない。
駅はひどく立派な宮殿のような建物だった。不必要に高い天井ががらんとした印象を与える。線路はたくさんあるが、どのぐらいの列車が発着しているのだろうか。
観光案内所に入っても、置いてあるパンフレットはわずか。暇そうな係員はにこりともしない。チェックインしたホテルのレセプション・スタッフもこんな感じだった。ずうっと以前にソ連を訪問した雰囲気を思い出した。
がらんとした両替所、1ユーロが3.4リタス。見慣れない通貨もちょっと楽しい。
※写真日記は下記からご覧いただけます↓
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/c4d67f6100d4dcf7af1de43801df4f47