午前中のコペンハーゲン観光を終え、午後の自由時間で希望の方をこの教会へお連れした。
※写真、拡大してごらんください
二十世紀前半に建てられた北欧的なシンプルさと北欧ゴシックの美しさを兼ね備えた建築である。デンマークに国民教育(フォルケホイスコーレ)をスタートさせた牧師・グルントゥビー氏を記念したものである。
十年以上前に来て以来。確かな場所も覚えていなかった。
大まかな住所とバスの番号をたよりに、市内から三十分ほどの、まったく普通の住宅街に降り立った。
歩いている人もすくない。オランダの街角のようなレンガ造りの家並みを曲がると、おお、そこにこの姿が変わらずにそびえていた。
高さは五十メートルほどなのだが、実際の高さ以上に上昇感がある。塔の上には年に何回かしか登れないのだとか。
内部はしかし、入る事ができた※写真下
こちらもゴシック的なフォルムを幾何学的にそぎおとしていった果てに現われたような世界がひろがっている。
※この教会には、今月末からの北欧ツアーでももう一度訪れるチャンスがあると思われるので、その時にもう少し詳しく書きます。