《手造の旅》二日目。
モンタナ州ボーズマンはゲートウェイとして利用しただけのつもりだったが、実際に到着してみると実におもしろそうなMORがあった。
MORはミュージアム・オブ・ロッキーズの略。
いちばんのウリは恐竜の化石だが、宇宙関係の展示も充実している。※ボーズマンはUFOの目撃も多いそう。映画「スタートレック」のプロデューサーの出身地だとか。
だが、小松がいちばん興味を持って見学したのは、19世紀後半から20世紀にかけての探検家と入植者の記録だ。
この町の名前になったボーズマンという人物について、先住民との抗争について、ヨーロッパの主に北部からの人々が多かったことについて。
特に、本館すぐ横に移築された1890年に十人家族が住んでいた家そのものがLIVING HISTORYとして生きている。
当時の服装をした女性たちが、ここに住んでいた家族の事をその写真と共に細かく説明してくれる。アメリカ西部がどんな場所だったのかを、しっかり記憶に刻んでいかなくてはならないという使命を意識して、このMORが運営されているのだ。
★この日の写真日記を下記からごらんください
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