《手造の旅》イエローストーンとグランドティトン国立公園8日へ出発!
ユナイテッド航空が6/11から就航させたデンバー行の直行便を利用。機材はB787である。昨年12月の《手造》ボストンとNYCのクリスマスでJALの同じ機材に乗った。その後バッテリー系のトラブルで各社運休していたが、もう大丈夫。ワンタッチで曇りガラスにしてくれる機能が壊れていた窓がありましたが(笑)
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デンバーの乗継は二時間程度。アメリカ入国、国内線への荷物検査を経て、空港内モノレールでゲートへ着くと出発時間ぎりぎりだった。
眼下に山々を見ながら北上する一時間半程度の飛行。17時過ぎにモンタナ州ボーズマンの空港へ着陸。一歩降りるととても澄んだ空気が感じられて「よいところへ来たなぁ」と感じさせてくれる。こういう感覚は来てみないと分からない。
はじめてきた観光的には全然有名でない街だけれど、旅する楽しさは有名観光地にあるわけではないですねぇ(^^)
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空港から十分の場所にあるホリディ・インにチェックイン。
18時半から車で小さな街をひとまわり。ダウンタウンを少し歩いてみつけたバッファロー・バーガーの店に入った。人気のない道なのに、店内はいっぱいでびっくり。地元では人気の店らしい。
三分の一ポンドのパティがのったバーガーを、ボーズマンの地ビールとともにいただきます。
20時過ぎ、ホテルへ戻る途中にウォールマートで買い物をしていると、声をかけてきた人がいた。
「私の父はヒロシマにいたんだよ。日本人はとてもクリーンなんだってね(きれい好きという程度の意味と理解しました)、リスペクトしていると言っていた」
彼のファミリーは1905年にノルウェーから移住してきたという。姓はARTHER。英語読みするとアーサー、ノルウェー語ならアルトゥルとなる。
以前ノルウェーへ行く時に読んだ本に「二十世紀初頭の貧しかったノルウェーからは、国民の一割にあたる人々がアメリカへ移住していった」という記述があったのを思い出した。
彼らは、ノルウェーでは決して手に入れられなかったひろびろとした土地を得て、アメリカを新しい故郷としてったのだ。本で解説されていた歴史の一行が、まさに現実の人間として目の前に立っていた。
アーサー氏は今五千頭の牛がいる農場を持っていると言った。