バルセロナ観光の朝、グエル公園へ行く途中の工事用壁で日本語が読めた。
「バルセロナの恥」とか「政府のやり方にはもうこりごりだ」とか書かれている。いったい何が言いたいの?
ガイドさんに解説していただき、やっとわかった。
ここには地下鉄が建設されるということで工事が行われているのだが、それが十年経ってもいっこうに終わらない。元あった公園を壊して無愛想な工事の壁をつくって、経済危機のこのかたずっと放置されているのだそうだ。
突然日本人観光客がこれを見せられても戸惑うばかりだが、ガイドさんが説明してくださるきっかけにはなる。訪れた土地で「今」どんな問題が起こっているのか知ってもらうのも観光する意味でありましょう。
※前日到着日とこの日の写真日記は下記からご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/8ee7408b4db5fe0825982d4e3c0e51e4