《手造の旅》トルコ、4日目
午前中、スメラの修道院とトラブゾン旧市街を見学。午後、黒海を右手に見ながら走り、港町サムスンのホテルへ宿泊の一日。

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トラブゾンの街へ来たのは三回目である。

グルジア国境に近いここまでは、日本のツアーはほとんどやってこない。トルコ人の観光客もそれほど多くはない。どちらかというとロシア方面との交易の街なのである。

古代からの港は今も栄えている様子。ロシアが西側経済圏とのかかわりを増していく中で、ここトラブゾンにも経済的恩恵があるのが感じられる。

シルクロードの途上にもあたるこの町には、あのマルコ・ポーロもやってきて、東方見聞録に記載があると、ガイドさんが教えてくれた。

景気の良い現在のトルコは、地方都市もどんどん刷新している。ここトラブゾンの街も前回2008年に来た時から急速に変化しているのが分かる。簡単に言えば、古い街がどんどん壊されている。

この写真（拡大してご覧ください）は、ローマ時代以前からの基礎に建てられた城壁のすぐ外にある街。内側だって例外ではない。そこここに瓦礫が積みあがっている。数年後にはここに真新しい町並みが出現しているのだろう。
★スメラ修道院の歴史縁起について、まとめました
http://www.tour.ne.jp/blog/komatsusin/67951/

★この日の写真日記は下記からご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/komatsusin/e/027cb839108c44b819c6521bade6e1b0

★2008年の訪問は下記から
http://komatsusin.hopto.org/koma/modules/iDiary/index.php?mode=show&date=20080522