本を整理。あきらかにもう使わないこういう時刻表までとっておく必要はない。でも、見ていると面白くて捨てられなくなったりする。
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1987年に個人旅行でインドへ行った時の時刻表には、ガヤ駅で途中下車して、ブッダが悟りをひらいた菩提樹のあるブッダガヤへ行った時の書き込みがあった。
朝、ガヤ駅に着いて、そのまま乗合バスでブッダガヤへ行き、夜には再びガヤ駅発23:55の列車でカルカッタへ向かった事を思い出した。
さらに時刻表をめくっていくと、最後のページにこの写真の一番下のイラストが載せられていた。これ、何をしているところだとお思います?
列車にとりつけられている扇風機を盗んでいく図なのです。
付記されている英語は「列車の備品を盗まないこと」と警告しているのだけれど、ここに書かれた英語がまたイギリス的な格調高い(アメリカ人から見ればきっと「気取った」と思うだろう)表現でおもしろい。