アヴィニョン連泊の中日、「フランスの美しい村」の中でも有名なゴルド村とリスル・シュル・ラ・ソルグ村へ。シャトー・ヌフ・ドゥ・パプ村で昼食とワインの試飲。
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ゴルド村へ前回来たのは2007年の暑い日だった。
足首を複雑骨折して救急車で病院、そのまま入院となった方が出た時である。
なぜ複雑骨折?
お土産物屋を出てすぐに、石畳でくねっと転んでしまわれたのである。写真をご覧いただけば、まぁ、そういう事が起こりそうな道だとわかっていただけるだろう。
今日、寒風吹く人気の少ない村を歩きながらその時のことを思い出した。
出血もあり、「骨が見えてた」という人もあるぐらいで、店の方が、即、救急車を呼んだ。一緒に来られていた娘さんとガイドさんに同行していただいて、グループ本体は引き続き小松が引率して、その日の行程は無事こなすことができた。
アヴィニヨンのホテルで入院された事を知り、保険会社へ電話。
幸い「救援者費用」無制限の保険に加入されていたので、病院での通訳アシスタントなども充分に対応することができた。
入院・手術・パリの病院への移送(看護婦同行)・日本へのフライト(ファーストクラス)。かかった費用は一千万円超えていただろう。
同行していた娘さんはお仕事が忙しく、先に帰国。南仏の病院で、言葉の通じない看護婦さんとフランス料理の病院食はけっこうきつかったそうである。んん、お察しいたします。