2013年の1月1日はノルウェー北極圏の小さな集落マーランゲンのコテージホテルで迎えた。初日の出は、ない。写真に写っているのは美しい月であります。
この時期の北欧へ来る日本人ツアーの目的はオーロラである。しかし、この景色を見れば、たとえオーロラがなくても冬の北極圏へ来る価値は充分にあると思ってもらえるだろう。
10時半にホテルを出発し、11時半にはトロムソのレストランで昼食の予定だったが、途中もあまりに美しい景色の連続で、写真ストップをとらずにはいられなかった。
おかげでレストランの時間には大きく遅れてしまい、次のグループがすでに到着。昼食は11時半から13時半におおはば時間変更。いや、それでもこの景色を素通りするわけにはいかない、そう思わせてくれる景色だったのだ。
**
美しいアーチの橋を渡り、モダンな三角の北極圏教会でフォト・ストップ。要所を押さえたガイドさんのお話とともに、トンネルだらけのトロムソ島を一時間で一周した。ここは歴史も文化も充分にある場所である。
午後三時半には真っ暗。
トロムソ市内中心部のホテルへチェックイン。夜はオーロラ待ちのために真っ暗な場所へバスで移動。降るような星空、今日はオーロラは出なかったけれど。