ノルウェー北極圏、ハシュタから日帰りのロフォーテン諸島ドライブ。
ロフォーテン諸島は海からそのまま屹立した山々が美しく「海に沈んだアルプス」と言われる。はじめてハシュタに来た時からずっと訪れたいと思っていた場所である。
あいにくの天気だが、迫力ある山々が海から立ち上がる姿はやはりすばらしいものだった。
フィヨルドのくねくねした道はけっこう時間がかかる。ロフォーテンの中心的な街スフォルヴァーまで約三時間。明るくなる時間が(北極圏の街ハシュタでは12月1日から1月8日まで太陽は上らないが、世界が明るくはなるのです。太陽は偉大だ!(^^)!)短かく、午後三時ぐらいまでしか観光はできない。
スフォルヴァーの先にあるホニングスヴァーまでいくかどうか迷った。ドライバーさんが「天候が悪くなるとホテルへ戻るのが七時八時だよ」と言うのである。
ま、こういのは事実ではあるが、今日は大丈夫だろう。せっかくだから行くことにした。
雪と風の北極の海はさらにその迫力を増し、干し鱈用のラックがたくさん見られるようになってくる。やっぱり足をのばしてみるものだ。
ホニングスヴァーは思っていたよりもずっと小さな集落で、着いた時にはすでに薄暗くなっていた。でも、せっかくだから歩いてみましょ(^^)
誰もいない北極圏の小さな港町。なんだかこの世の果てに来たような気がする。ほんの十分ほどだったが、きっとこういう時間が後々旅の思い出になってくる。
※写真はスフォルバーの昼食レストラン。
暖かい色の照明が屋外の風景と対照的でほっとする。